Training for D-Day

ブログの内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

Facilitate the Sprint Review by Scrum Master or Agile Coach スプリントレビューをファシリテートする

ScrumにおけるSprint Reviewは非常に効果的なセレモニーであるにもかかわらず単純な発表会で終わってしまう運用をしているチームも多い。
Sprint Reviewをうまく活用すると、ステークホルダーやエンドユーザとチームを密接に繋がらせることができる。ビジネスはもちろんだが、人間的な繋がりをも持たせられる。心理的な壁を取っ払えるのだ。
こうなるとその製品は改善の道を直走ることになる。
前提として自分たちのプロダクトを作る時間を削ってしまうということを念頭に置きつつ、互いの時間を各人がリスペクトしながら進める必要がある。


Coaching Agile Teamに"Facilitate the Sprint Review"として、
Agile CoachとしてどのようにSprint Reviewをファシリテートするか記載があったので、かなり端折っているが意訳してみる。


Sprint Reviewの目的は主に以下の5つである。

  • 調整(True-up)
  • 発表会(Show and tell)
  • 直接的なフィードバックを得る(Get direct feedback)
  • 気づきを共有する(Offer insights)
  • 助けを求める(Ask for help)


調整(True-up)

チームは、スプリント開始時にプロダクトオーナーとそのスプリントで達成するべきストーリーまたはプロダクトバックログアイテムを コミットメントしている。
スプリントレビュー時には、それらが成し遂げられたか、成し遂げられていないか、明らかにする。
成し遂げられたかどうかは、各ストーリーまたはプロダクトバックログアイテムの受け入れ条件で判断する。

発表会(Show and tell)

スライドやエクセル、上っ面のプレゼンではなく、実際の製品で何が達成されたかを見せる。製品を動かす。
ここで言う製品は、Potentially Shippable Product Incrementのことである。

直接的なフィードバックを得る(Get direct feedback)

ステークホルダー、消費者、作った製品のエンドユーザから直接フィードバックをもらう。
製品は役に立つのか?
彼らの目的を果たすものになっているか?
この製品を見て、他になにか閃かないか?

気づきを共有する(Offer insights)

ステークホルダーに、チームがどのように一緒に働いているのか、組織の大まかな状況を把握してもらうことができる。
もしチームがSprint Reviewの前に振り返り(Retrospective)を開いていたなら、そこでの(プロダクトオーナーやステークホルダーに伝えるべきと感じた)気づきを伝える。
これによってステークホルダーがチームをバックアップしてくれるかも知れない。

助けを求める(Ask for help)

アジャイルコーチやプロダクトオーナーが解決できない、チームが直面している大きな障害物を上げる。
これらの厄介な障害を全員に共有し、外部ステークホルダーへのヘルプを要求するようにスプリントレビューを使用する。
せっかくたくさんの人間が集まる場なので、利用しない手はない。

多くのチームでは、「気づきを共有する」と「助けを求める」をやっていないのではないだろうか。

上記5つの目的を念頭に置きながら、以下の質問に気を配る。

  • チームメンバーはお互いにどのように交流しているか?他のチームとコラボレーションしているか?半分は発表者に注意を向け、半分はその他に注意を向けよう。その効果は?
  • プロダクトオーナー、消費者、ステークホルダーとチームメンバーの間の対話は自然か?
  • プロダクトオーナー、消費者、ステークホルダーが、チームに暗黙のうちにバックログを追加していないか?
  • プロダクトオーナーは、依頼を管理するためにプロダクトバックログを使っていたか?よく周知されたビジネスバリューや他のプロダクトバックログ・アイテムとの比較を通して、依頼受け入れ・拒否の判断がクリアになっていたか?
  • 誰かがいじめられたり、なだめたれたりしていなかったか?
  • チームメンバーは、互いにスムーズに注意を払いましたか?
  • 話したいと思ったすべてのチームメンバーが話せましたか?
  • 会話の中に、アジャイルの理解に対する誤解や誤用はありませんでしたか?

(コーチとして)Sprint Review中は、断片的なワードをメモに取りましょう。

Hyper-V Windows 2016 server Windows10 インストール方法とか探してて思ったこと

Hyper-Vで遊んでみたいと思いネット検索していると、
富士通NECで作成されたインストールガイドというものが出てくる。

 

[Windows Server 2016 Hyper-V インストール手順書 ]

https://www.support.nec.co.jp/DownLoad.aspx?file=WS2016_Hyper-V_install.pdf&id=3140105457

 

 [Hyper-V よくある失敗集]

http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/technical/construct/pdf/hyperv-note.pdf

 

[Windows Server 2012 R2 Hyper-V 導入・操作ガイド]

http://jp.fujitsu.com/platform/server/primergy/technical/construct/pdf/win2012r2-hyperv-guide.pdf

 非常に素晴らしいのだが、逆に外国企業ではこうゆうのがない。ググっても出てこない。やはり、外国ではSEは自社内に大勢いて、インストールとかは自社内で完結するのだろうか。

 

上記の対象読者は誰なんだろう。富士通製のサーバを買う人って何人ぐらいいるんだろう。このガイドのために工数どれくらいかけているのだろう。ペイしてるのかなぁ。

 

 

 

ソフトを他人に作らせる日本、自分で作る米国

ソフトを他人に作らせる日本、自分で作る米国

 

 

上記の本を昔読んだが、タイトルの通りだと考えてしまった。

インターフェースデザインの実践教室

お盆休み中に最低5冊はUI/UXの本を読もうと考えて、その第5弾。 インターフェースデザインの実践教室。

これはすごいためになる。

実践教室というタイトルだけあって、読んでてもすぐ試せそうなことばかりが書いてある。

 

 

4時起きの生活と朝筋トレとマインドフルネス

朝4時起きの生活にしてから約2年経った。
いまはこれが普通なんだけど、寝る時間は子供と一緒に寝かしつけもあったので(もう寝かしつけが必要な年齢じゃないけど)9時に寝る。
9時-4時。睡眠時間はほぼ確実に確保する。飲み会はほとんど行かない。嫁さんが夜勤だったりで行けないことがほとんど。

3週間に1回ぐらいのペースで行くサーフ時に、足を攣ったりするのが嫌になったので、
2017/04/17から、朝ヨガを初めて、今は朝筋トレになっている。
以下の経過を辿った。

2017年04月17日-2017年5月20日は以下。

まずは準備期間みたいな感じで。


2017年5月21日-6月28日 パワーヨガに手を出した。物足りない。


2017年6月29日-7月27日 ブライアン・ケストのパワーヨガ。 これのLevel2からはすごいきつかった。

ブライアン・ケスト パワーヨガ [DVD]

ブライアン・ケスト パワーヨガ [DVD]


でもやっててもなんか物足りなく、もう一回筋トレに戻ろうと思い、

2017年7月28日-現在

DVDで1日5分 スゴイ!!いえトレ ARI-MAX式「へや筋トレ」で脂肪を脱ぎすてよう

DVDで1日5分 スゴイ!!いえトレ ARI-MAX式「へや筋トレ」で脂肪を脱ぎすてよう


を、ベーシック+アドバンスをやっている。 が、これに加えて以下をアペンドしている。



これでやっと30分ぐらいで濃密な時間を過ごせている。

また、脳の疲れをとるために、5分ほどマインドフルネスも加えている。


これで目的(サーフ時に足を攣らなくなった)は達成できている。


1. 仕事系のメールチェックとその日のTODOリスト作成(15分) 2. 筋トレ(30分) 3. シャワー(10分) 4. マインドフルネス(5分) 5. 好きなことをやる(60分-75分)

ここまでで6時。
これから朝ごはんの調理と支度や、洗濯干しを行う。
嫁さんがいるときには洗濯干しを任せているので、15分時間を延長できる。

副鼻腔炎になった

目と鼻の奥が痛い~。 抗生剤一ヶ月とのことで、お酒も飲めません。。(8/14開始) 頓服薬で痛みはおさまるけど、あまり飲みたくない。

でも膿が結構溜まっているということだけどいつからだったんだろう。。

ペップトーク(PEPTALK) チームをやる気にさせる方法

ペップトークを読んだ。

たった1分で相手をやる気にさせる話術ペップトーク

たった1分で相手をやる気にさせる話術ペップトーク

残念なのは、著者はたくさんの事例(数千)を研究してきたと言っていたが、
載っている事例がほんの数例の使い回しであること。

こうゆう話法って例をたくさん吸収するのが良いと思う。

日本人の例では以下が紹介されていた。

 

youtu.be

 

これはやる気でるわ。

ちょっと怖いけど。

 

学生のときは本当に部活が恐怖だったな。

こうゆう感じの鼓舞があればまた違ったんだろうか。

自分で考える、ということを促すというのが必要だが、高校時代は無かったなぁ。ひたすら耐え忍ぶことを覚えた気がするなぁ。うーん。

 

とはいえ、

コーチングには知っていて損はないと思う。

 

試合や発表会、プレゼンなどのような揮発的なイベントに対しての有効性は非常にあるのだと思うけど、息の長いプロジェクトの場合、どのようなタイミングでペップトークをすればいいのかな。

このあたり、スティーブ・ジョブスとかうまそう。でもそれに関する文献は読んだことがない。

 

今度以下を読んでみよう。

Amazon.comでは高評価。

 

 

 

マイクロインタラクション

お盆休み中に最低5冊はUI/UXの本を読もうと考えて、その第四弾。 マイクロインタラクション

マイクロインタラクション ―UI/UXデザインの神が宿る細部

マイクロインタラクション ―UI/UXデザインの神が宿る細部

この本は素晴らしい。何度も読み返したくなる。

些細なことだが、それがないと平凡になるアプリケーションに、花を咲かせる。それがマイクロインタラクション。
ユーザのことを考えて、ちょっとした不便を便利に変える。アプリケーションにはこれが必要だって。
しかもこうゆうのって、費用対効果とか考えないと思う。
プログラマがちゃちゃっと実装しちゃいました、これいいね、このままリリースしようぜってそんな感じだと思うだよなぁ。
実際どうなんだろう、結構議論してるのかなぁ。



私の経験でも十数年ぐらい前はちゃちゃっと実装してそれがそのままってゆーのが結構あった。
しかも結構便利で。マイクロインタラクションじゃないんだけど、便利なツールとか。
ソフトウェアって元来そうゆうものだと思うんだよね。
もともとの精神がほんのちょっとでも世の中を便利にするために生まれたものというか。
ハッカー精神もこれだと思う。
エンジニアリングとか仕事とか絡んでくるともう面倒臭いと心の奥では思っちゃう。
でもそれが正しくて。

だってソフトウェアなんだから。



マイクロインタラクションには構造があって、以下の4つからなる。

  1. トリガー
  2. ルール
  3. フィードバック
  4. ループとモード

それぞれ事例を元にわかりやすく書かれている。
アプリを作っている人ならデザイナじゃなくても読んでおくと色々ためになる。
他のアプリを見るときの観点がちょっと変わる。