マイクロインタラクション
お盆休み中に最低5冊はUI/UXの本を読もうと考えて、その第四弾。 マイクロインタラクション
マイクロインタラクション ―UI/UXデザインの神が宿る細部
- 作者: Dan Saffer,武舎広幸,武舎るみ
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2014/03/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本は素晴らしい。何度も読み返したくなる。 些細なことだが、それがないと平凡になるアプリケーションに、花を咲かせる。それがマイクロインタラクション。 ユーザのことを考えて、ちょっとした不便を便利に変える。アプリケーションにはこれが必要だって。 しかもこうゆうのって、費用対効果とか考えないと思う。 プログラマがちゃちゃっと実装しちゃいました、これいいね、このままリリースしようぜってそんな感じだと思うだよなぁ。 実際どうなんだろう、結構議論してるのかなぁ。
私の経験でも十数年ぐらい前はちゃちゃっと実装してそれがそのままってゆーのが結構あった。 しかも結構便利で。マイクロインタラクションじゃないんだけど、便利なツールとか。 ソフトウェアって元来そうゆうものだと思うんだよね。 もともとの精神がほんのちょっとでも世の中を便利にするために生まれたものというか。 ハッカー精神もこれだと思う。 エンジニアリングとか仕事とか絡んでくるともう面倒臭いと心の奥では思っちゃう。 でもそれが正しくて。 だってソフトウェアなんだから。
マイクロインタラクションには構造があって、以下の4つからなる。
- トリガー
- ルール
- フィードバック
- ループとモード
それぞれ事例を元にわかりやすく書かれている。 アプリを作っている人ならデザイナじゃなくても読んでおくと色々ためになる。 他のアプリを見るときの観点がちょっと変わる。