Training for D-Day

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2019年振り返り

2019年もお疲れさまでした。2019年の印象に残った本をご紹介します。だいたい2019年は、漫画を除くと100冊くらい読みました。進撃の巨人はクライマックス、ワンピースもあと数年で終わりそうですね。


「影響言語」で人を動かす

「影響言語」で人を動かす

Coachとしての資質の一つに必要かも知れない、Profiling。この本では、LABプロファイリングとして人を14種類の特性に分けて、どのように分類していくかが語られている。

組織行動学が学問的にどのように派生されてきたかも記載されている良書。心理学や組織論を体系的に学びたい方にはおすすめ。

すぐれた意思決定―判断と選択の心理学 (中公文庫)

すぐれた意思決定―判断と選択の心理学 (中公文庫)

意思決定の方法が様々記載されている。

ファシリテーション・グラフィックの元祖らしい。ミーティングのススメ方や結束力の高め方などが記載されていて、何回も読み返したくなる。

Bridging the Communication Gap: Specification by Example and Agile Acceptance Testing (English Edition)

Bridging the Communication Gap: Specification by Example and Agile Acceptance Testing (English Edition)

  • 作者:Gojko Adzic
  • 出版社/メーカー: Neuri Limited
  • 発売日: 2009/01/05
  • メディア: Kindle
ビジネス部門と開発部門のコキュニケーションのギャップを無くしたい、そのために・・・という本。 ATDDやBDD、Specification by Exampleの先にある本。Kindleだとすごい安いので、電子版がおすすめ。

一兆ドルコーチ内に参照されていた本。まぁ、そうなんですよ。本音で語ることの重要性。めっちゃ重要。でもできないのよ。日本人。

一兆ドルコーチ。最高。

偉大な組織の最小抵抗経路 リーダーのための組織デザイン法則

偉大な組織の最小抵抗経路 リーダーのための組織デザイン法則

個人的には何も学ぶことがなかった本。1回読んでお蔵入り。学習する組織のピーター・センゲの友達が書いてるって書いてあったから読んでみたけど、微妙。

大規模スクラム(LeSS)の誕生前2008年ごろ同じ著者、グレイグとBassに書かれた良書。でもScaling Leanのほうが響いたな。 Avoid ... Try... で記載されているのは、あくまでガイドだからかな。

新インナーゲーム (インナーシリーズ)

新インナーゲーム (インナーシリーズ)

個々人に対してどうやったら良いコーチングができるのかな、というところで読み進めた。良書。 なんというか、例えば、テニスプレーヤーをコーチするときに、『ボールをよく見ろ』ではだめで。 『ボールがネットを超すときに、ボールの縫い目はどの方向を向いていたか?』という問いが、本当の集中力を必要とさせる問いであると。 確かに。
それをビジネスの現場ではどうするのか、考えをくれた一冊。

グループ・コーチング入門 (日経文庫)

グループ・コーチング入門 (日経文庫)

グループコーチングという単語では、ではおそらくこの一冊しか日本で出てないのではないか。集団に対するコーチングのハウツーが記載されている。 システムコーチング(ORSC/CRR) とも違う流派ではなる。ここからインナーゲームにたどり着いた。

新版だったのだが、魅力が薄れた。初版のほうが好き。

システム・シンキング入門 (日経文庫)

システム・シンキング入門 (日経文庫)

システム思考の練習問題がたくさん載っている良書。ループ図の前提として、時間軸を考慮したグラフを考えろ、とか、ループ図のパターンを理解するにはこの本が一番良い。

DevOps関連の本ではこの一冊が一番良いのでは。定量的にどんな指標がいいのか指南されている。

The Ten-Minute Trainer: 150 Ways to Teach it Quick and Make it Stick! (English Edition)

The Ten-Minute Trainer: 150 Ways to Teach it Quick and Make it Stick! (English Edition)

半端ねぇ。シャロンさんすげぇ。

これまでの設計論とかコーディングとかをまとめたような感じでそんな新しい発見はなかった。。。まとめとしては良いかな。逆にこれまで設計やプログラミングであまり本を読んでこなかった人は最初に読むとまとまってていいのかも。

生々しくて大好き。古くからの現場ってこうゆう感じだよね。

基本は、権限を委譲するって話。

DVD付き カラダをリセット+体幹力UPのコアトレーニング

DVD付き カラダをリセット+体幹力UPのコアトレーニング

  • 作者:木場 克己
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2012/05/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
半年間ぐらい週末はこれをやっているけど結構いい。とくにエキスパート体幹は結構利く。

ものすごい良かったけど、体系だってない。からまとめ書こうかと思ったけど、まとめられず。

その国に住む人は、XXX(例えば、主体性とか、危険回避性とか)の傾向が強いとか弱いとかそうゆうのが研究されていたみたい。まぁ、なんとなくわかる部分もあるけど、 一概にそのくくりに当てはめちゃうのは危険だとは思う。参考にはなる。

完全教祖マニュアル (ちくま新書)

完全教祖マニュアル (ちくま新書)

達人のサイエンス―真の自己成長のために

達人のサイエンス―真の自己成長のために

奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ

奇跡の経営 一週間毎日が週末発想のススメ

モダンサッカーの教科書 イタリア新世代コーチが教える未来のサッカー

モダンサッカーの教科書 イタリア新世代コーチが教える未来のサッカー

大規模スクラム Large-Scale Scrum(LeSS) アジャイルとスクラムを大規模に実装する方法

大規模スクラム Large-Scale Scrum(LeSS) アジャイルとスクラムを大規模に実装する方法

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 丸善出版
  • 発売日: 2019/01/30
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
LeSSを実践するなら読んでおかないといけないけど、実践しながら読むとまた色々と噛み締められる。バイブルですね。でも 個人的には、↓のほうがおすすめ。

Scaling Lean & Agile Development: Thinking and Organizational Tools for Large-Scale Scrum (Agile Software Development Series)

Scaling Lean & Agile Development: Thinking and Organizational Tools for Large-Scale Scrum (Agile Software Development Series)

  • 作者:Craig Larman,Bas Vodde
  • 出版社/メーカー: Addison-Wesley Professional
  • 発売日: 2008/12/08
  • メディア: ペーパーバック
Be Agileって言葉が出てきた最初の本なのかな?とにかくAgile謳ってるなら必読。後のLeSSに繋がる。
Be agile rather than do agile.