Training for D-Day

ブログの内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

Nokia Test ノキア・テスト Scrumスクラムが健全に運営されているかのチェックリスト

2016/4/8  LeSSの翻訳会に参加させていただいて、色々勉強になりました。そのうちの一つに、Nokia Testがありました。
 
どれだけScrumが健全に運営されているかのチェックリストがあるとのことで、
Nokia Test。ノキアテスト。
 
訳が無いとのことで、訳してみました。
 
 
 
イテレーションが存在しない
0
イテレーションが6週間より長い
1
イテレーション毎に変わるが、6週間以内
2
3
4
4週間かそれ以下のイテレーション
5
 
Q2.スプリントの中のテスト
 
品質を意識していない
0
単体試験(自動UT)がされている
1
機能試験がされている
5
機能試験が完了するとすぐに実施されている
7
受入試験にソフトウェアがパスしている
8
ソフトウェアがデプロイされている
10
 
Q3.アジャイルな仕様
 
要求がない
0
大きい要求仕様書が存在する
1
貧弱なユーザストーリーが存在する
4
良い要求がある
5
良いユーザストーリーが存在する
7
必要十分な仕様がある
8
必要とされている仕様が束ねられた良いユーザストーリーが存在する
10
 
Q4.プロダクト・オーナー
 
プロダクト・オーナーがいない
0
スクラムを理解していないプロダクト・オーナーが存在する
1
チームを邪魔する(ディスる)プロダクト・オーナーが存在する
2
チームを伴わないプロダクト・オーナーが存在する
2
プロダクト・オーナー がスプリント・プランニングの前にチームによって見積もられた明確なプロダクトバックログとプロダクト・オーナーが存在する。
5
チームのベロシティを基準としたリリースロードマップとプロダクト・オーナーが存在する
8
チームを鼓舞するプロダクト・オーナーが存在する
10
 
 
Q5.プロダクト・バックログ
 
プロダクト・バックログがない
0
複数のプロダクト・バックログがある
1
一つのプロダクト・バックログがある
3
スプリント・プランニングの前にROIを基に優先順位付けされた明確なプロダクトバックログが存在する
5
プロダクト・オーナー がスプリント・プランニングの前にチームによって見積もられた明確なプロダクトバックログとプロダクト・オーナーが存在する。
5
ベロシティを基準としたリリース日とリリースバーンダウンを持ったプロダクト・オーナーが存在する
7
プロダクト・オーナーは現実の予算、ストーリー・ポイント毎のコスト、または他のメトリクスを測定可能である。
10
 
Q6.見積もり
 
見積もられていないプロダクトバックログが存在する
0
チームによって見積もりがされていない
1
プランニング・ポーカーによって見積もりがされていない
5
チームによるプランニング・ポーカーによる見積もりがされている
8
見積もりエラーが10%より小さい
10
 
Q7.スプリント・バーンダウン・チャート
 
バーンダウンチャートが存在しない
0
チームによって更新されていないバーンダウンチャートが存在する
1
仕掛中のタスクが考慮されていないバーンダウンチャートが存在する
2
Doneの場合のみがトラッキングできるバーンダウンチャートを利用している
4
ストーリーがDoneになった場合のみバーンがダウンする
5
チームがチーム自身のベロシティを知っている
+ 3
これまでにわかったベロシティを基にしたリリースプランをプロダクト・オーナーが考えている
+ 2
 
Q8.チームの混乱
 
マネージャーまたはプロジェクト・リーダーがチームを混乱させている
0
プロダクト・オーナーがチームを混乱させている
1
マネージャー、プロジェクト・リーダーまたはチーム・リーダーがチームに何をするか指示している
3
プロジェクト・リーダーとスクラムの役割が存在する。
つまり、スクラムをやっているのにかかわらず、PMが存在したりする。
5
スクラムにおける役割のみが存在する(スクラム・マスター/プロダクト・オーナー/チームのみ)
10
 
Q9.チーム
 
スプリントプランニングの間にタスクは個々にアサインされる
0
チームメンバーは彼らの専門領域以外をカバーしていない(クロス・ファンクショナルな意識がない)
0
リーダーシップが存在しない。1人以上のチームメンバーが指示されたことしかしない
1
チームが、スクラムチームに求められるコンピテンシーを保持していない
2
チームはスプリント・ゴールとバックログにチーム全員でコミットしている
7
チームメンバーはチーム全員でスクラムの阻害要因に対して健闘している
9
チームはすさまじい改善能力を持っている
10
 
形式的なノキアテストスコア
※訳注 下記リストはイマイチ意味がわからなかったため、直訳っぽくなっています。ご注意を。
 
・認定スクラムマスターであれば平均4.0ぐらいのスコアで運用する
・1ヶ月あれば、6.0ぐらいのスコアまで上げることが可能
・こうすれば控えめに言っても20%ぐらいはベロシティを上げることが可能。
・1チーム、1ヶ月に100000ユーロ。コスト削減は20%。
・初年度の最低の費用対効果は220000ユーロ。スクラムマスターを取得するには2000ユーロ。
・初年度のROIは11000%より大きい。
 
 

いまだ人間を幸福にしない日本というシステム

いまだ人間を幸福にしない日本というシステム
を読んだ。




「人間を幸福にしない日本というシステム」
タイトルにインパクトがあります。でも私たちは心の底で実はそれを理解してもいる。何かが根本的にイケナイんだろう。
だから夢も希望もありゃしないのさ、無気力・無関心・無感動と、やや古いがそんな言葉が流行ったときもあった。

内容が難しいのと、速く核心を知りたいので、さっと流し読みしてしまいました。

結局何が原因かというと、「官僚」。
実際、私は官僚に知り合いがいないし、どういう仕事をしているかもほとんどイメージ出来ないから、全くもって腑に落ちないが、官僚がイケナイらしい。
官僚が日本を牛耳っているらしい。

ほとんどの政治家は、官僚に操られているにすぎないと。

ただ、日本を根本的に変えるには、官僚を変革する必要があるらしい。

官僚を変革するには、官僚内のボトムアップは無理で、やはり政治家の力が必要らしい。

小沢一郎はその力をもつ政治家であったが、結局干された(…のかよくわからないが、うまくいかなかった)

結論としては、官僚を変革するために、官僚に依存しない力のある政治家を国民が選ぶ必要がある、
そのために、もっと政治に関心を持とう、ということでした。


そうか、官僚か。そうなのかな。
確かに官僚には、選挙で選ばれなくてもなれる。有名大学を優秀な成績で卒業すれば、なれる確率が高い。
実務家じゃない人が多いのかな。
割りと淡々と仕事をするのかな。
確かに何をやっているのかはわからない。正確にいうと、わかろうともしていなかった自分。

www.asahi.com

とか読むと、やはり出る杭は打たれるような感じ。

ただ、多分個々人は一生懸命やってるんだと思う。
だから、おそらく、
「官僚」がイケナイんじゃなくて、「官僚というシステム」がイケナイんじゃないだろうか。
それをぶち壊せる政治家が必要なんじゃないだろうか。

…と悶々としています。

SORACOM(ソラコム)のビジネスモデル

SORACOM Airのビジネスモデルをピクト図解してみました。

f:id:kshimizu1226:20160331070632p:plain

一言でいうと、対機器向けのMVMO業者ですね。

他のMVMO業者も同じような感じですけど、特徴的なのはAWSを利用しているのと、機器の個数に対してサービスを提供しているところ。
他のMVMO業者だと、スマホ1台1台に限られるので、基本的には人間1人=スマホ1台だから、人間の数に縛られるけど、SORACOMは機器の数が母数だから、
他のMVMOより儲かる確率は必然的に高くなる。
これは確かに期待できるなぁ。ワクワク感が半端ない。
IoT機器は2020年までに全世界で300億台といわれています。母数が人間の非じゃないですね。

bdm.change-jp.com

ただ、国内だけだと契約台数は限られてくる気はします。
日本だとドコモ回線で、どこでも電波が繋がりやすい。
海外で同じモデルが通用するかは疑問が残ります。
(NTTドコモのところが入れ替わる形になる。ただそうなるとSORACOMとしては現地にサービス提供する場所が必要になる)
以下の記事を鵜呑みにするならば、欧州より、アメリカ、アジア向けが良さそうですね。まずはアメリカだろうなぁ。

www.itmedia.co.jp

実力派たちの成長戦略と坂の上の坂

実力派たちの成長戦略
30代、40代は「ビジョナリー・プロフェッショナル」となれ!
を読みました。




タイトルはすごい良いと思いました。Amazonでポチッとしたくなる。注意を引きますね。
書いてあることは、様々な自己啓発者がギュッとまとまったような内容でした。
著者は「イメージ」という言葉で開眼したと書かれていますが、ただ、そのときの具体的なイメージが書いていなかったので、読者としては???という感じがしちゃいました。
「そのときのイメージの内容が知りたいんだよぉォォ!章終わっちゃったよ!」


全般的に言えるのは、ご自身の弱みを見せていないところで、敬遠されてしまうのかな、と思いました。
著者の経験談を深く展開して、
 こうだった、ああだった、こんなところで失敗した、この部分が敗因だったかな、だからこうイメージした。でもダメだった、だからもっと別の切り口でイメージした。
となっていれば、もっと取っ付き易い本になっていたかもしれません。共感を呼べるので。

要は、取っ付きにくいんですね。

大前研一さんの著書も自信満々感ありますが、あの方は随所に自分をひけらかしているので、「仕方ねーなぁー、もぉー、言ってることはわかるんだけどよぉー。(でもやってることと考えていることがすげー)」という感じで読み進められるのですが、本書は途中で読むのを止めたくなっちゃう。なんだろう、人間味が無いというか。読み物として面白くないのかな。


この本と対象的なのは、藤原和博さんの「坂の上の坂」。



藤原さんの(そう!ここで、「著者の」って言いたくない。「藤原さんの」って言いたくなる、そんな本。文庫の表紙もいい味出してる。温かい感じがする。)紆余曲折、悩み、失敗、考え(過程)、成功をオープンにして書いてくれている。読み物として面白いです。

内容は「実力派たちの成長戦略」と同じで、定年後に路頭に迷わないために、今からしておくべきこと、ということなんだけど、なんなんだろうか、この違いは。




この違いは、「自分を曝け出すかどうか」だと思います。
とりわけ「弱み」ですね。
藤原さんの場合、病気になられたということもありますが、もちろん、凡人には出来ないことが多々書いてあるんだけど、なんか頑張ればオレにもできるんじゃないかな、って思わせてくれる。

こんな自分です。こんなことがあって、正直参っちゃってました。でも考えて、実行してみました。そしたら出来ました。
こんな自分でも出来ます。あなたにも出来ますよ。

っていうのだと、すごい共感が湧きますね。
体験談を語るならば、弱みも見せないとダメですねぇ。

英会話はS+V+場所+時間!必要な動詞85選!

私は全く英語喋れないのですが、このままではまずいと思い英会話を1日20分練習しています。

スティーブ・ソレイシィさんの英会話なるほどフレーズ100を読むと、

英語はS+V+場所+時間の語順でいけば、飛躍的に通じるようになる。たとえ、動詞の変化形を間違えても、最後には、時間的な関係を推測することができるから、正確に通じる保険になる。
英会話なるほどフレーズ100

と仰っています。

Sの基本はI,We,you。he,sheとか出てくると面倒くさくなりますが、その辺は慣れというか反射というか、練習するしかないですね。

ではVは? 

ということで、代表的なVを英単語イメージハンドブックから抜き出してみました。

大西さんはハートで学ぼう英文法で有名な著者です。この方はたくさん本出されているので、全て揃えるのは大変。
イメージハンドブックは大西さんのイメージエッセンスが詰まっているのでお薦めです。

この本に載っている動詞を使いこなせればとりえあずは困らないだろうという主観的判断のもと、動詞を抜き出してみました。
単語数では85でしたので、85選ということで!
1単語に対して日本語イメージが複数ありますので行数は85以上になります。

英語 日本語イメージ
go 立ち去る・進行する
come 到来する
run 走る
bring 運ぶ(come+モノ)
carry 運ぶ(支える+移動)
leave 去る(出て行くモノ)
leave 去る(残されたほう)
drvie 運転する(チカラをグッといれて動かす)
pass パスする(通過する)
take 手に取る
take take a picture(写真を撮る)
take 選択(選び取る)
take 受け入れる
take 連れて行く
get 動いて手に入れる
get 動き
get 事態が動く
receive 受け取る
buy 買う
catch 捕まえる(相手は動いている)
gain 手に入れる(経験・知識・尊敬などの価値あるもの)
earn 手に入れる(価値あるもの。同時に相応の努力が払われている)
acquire 手に入れる(コツコツと費やした時間に焦点)
obtain 手に入れる(getのフォーマルバージョン)
give 与える
give たわむ
provide (相手が必要とするものを)与える
supply (安定して長期に渡って)供給する
present 贈る(目の前に。相手の前におく)
make 作る
make Makeは常に作る
make 力を加える
create 創造する(今までなかったもの)
produce 生み出す(表に出すイメージ)
build 建てる・組み立てる
construct 建設する(buildよりも巨大で複雑)
form 形成する
develop 発達する・つくり上げる(だんだんと現れる)
break 壊す
destroy 破壊する(徹底した破壊)
ruin 台無しにする
have もっている/近接
have 動作をあらわす/生々しさは感じない
own 所有する
possess 所有する(しっかりと身につける)
belong 属する(ピタッとくる)
put 置く(何かをどこかにポン)
put ことば(を言う、書く)
lay 横たえる
place 置く(心を傾けて慎重に)
set セットする(place以上に慎重さ・正確さ)
set セットされたものはガチッと固定される
speak 話す 口から出す(一方通行)
talk 話す、コミュニケーションする(双方向)
chat おしゃべりする
argue 口喧嘩する・議論する
discuss 話し合う
say 話す(ことばに焦点)
say どう思う?(こんなこと言ったらどう思う?)
tell 話す(こメッセージに焦点)(伝える)
tell 知っている
ask 尋ねる・頼む、請う
beg 乞う
persuade 説得する
order 命令する
let ~させる、同意(許可)
allow 許可する(受け入れる)
permit 許可する(allowよりもformal)
grant 許可する(目上が目下に)
look 目を向ける
watch じっと見る(ジッと注視)
see 見える
see こころとつながるsee
listen 聴く、耳を傾ける
hear 聞く、聞こえる
hear 知っている
hear 連絡がある
smell 臭いがする・臭いをかぐ
taste 味がする・味見をする
feel 手触りがする・感じ取る
find 見つける・わかる
discover 発見する
notice 気づく
recognize 見覚えがある(誰かが何者かということがわかる)
realize 気づく・理解する
know 知る・知っている(頭のなかにある)
think 思う・考える
believe 信じる
expect 予期する(当然こうなるだろう)
consider 熟考する
imagine 想像する
guess 推測する
suppose 思う・仮定する(きっと~だと思う)
assume 思う・想定する
presume 思う(事実を確認してはいない)
wonder 思う(?が基本イメージ)
doubt 疑う
suspect ではないかなと思う
trust 信頼する
want 欲しい(欠けているものを補いたい)
would like 欲しい・したい
hope 望む
wish 願う(ドリーミーな質感)

簡単!楽しい!5分でわかるユーザーストーリーマッピング(User Story Mapping)

Qiitaに記事を書きました。

qiita.com

主に

を読んで考えた内容をまとめています。

今回はイケダハヤトさんの

を参考にしてタイトルを工夫してみました。 キャッチャーなコピーと、なるべくなら数値を入れるといいよ、ということで少しキャッチャー出来たかもしれません。この辺は反応を見ないとわからないですね。

ちなみに武器としての書く技術には

  • スピード感
  • キャッチコピー力
  • 惹きつけておく力
  • リピートしてもらう力

がWEBに載せる文章には大切ということで意識しましたが、難しいですね。 慣れの問題もあるかも知れませんので、意識しつつ書き続けるしかないですね。

1つの文章に15分程度で書ききるということを仰っていましたが、これができればどんどん発信できますね。 ちなみに上記のQiitaの記事は記載するのに60分ほどかかりました。パワポ作成含めて。

ユーザーストーリーマッピングはすごい楽しい手法で、エキサイティングに開発を進められます。 しかも開発の初期段階で行うことが多いのでチームのアイスブレイクとしても使えるんですよね。 この手法は絶対導入したほうがいいです。