激烈な会話 第2の原則 自分から逃げずに本当の姿をさらし、真実を語り合う
激烈な会話には7つの原則がある。
- 作者: スーザンスコット,Susan Scott,冨田香里
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2004/03
- メディア: 単行本
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- 現実を見つめ直す勇気をもつ
- 自分から逃げずに本当の姿をさらし、真実を語り合う
- 「今ここ」にいることを意識する
- 今、もっとも困難な問題に挑む
- 直感にしたがう
- 相手に残す「感情の波紋」に責任を持つ
- 沈黙を有効に使う
自分から逃げずに本当の姿をさらし、真実を語り合う
自分自身を知り、それを伝えることをしないと、激烈な会話はできないと、著者であるスーザン・スコットは記しています。
- 自分の気持ちを封印していたら、幸せになれない。
- 健全なわがままは主張すべき
- 人間関係は自分自身を写す鏡
- ギリギリのところで真の自分を知る
- 自分の本音から逃げない
- あらゆる問題を自分の問題として考えてみる
そのためには、以下の4つの課題を十分な時間を取って、自分自身と会話しながら解き明かしていく必要があるそうです。
課題 自分を表すフレーズを書く
- 自分自身について
- 人生について
- 仕事について
課題 これから先のことについて所信表明を書く
- どこに行くのか
- なぜそこに行くのか
- 誰が一緒に行くか
- どうやってそこに行くのか
そして最低1年に1回は1週間ほどかけてこれらをメンテナンスしていく。 考えたことは、実現してしまう。自分が欲しいものをはっきりさせよう。
課題 激烈な会話のリストを作成する
所信表明を書いたら、次にこれからすべき激烈な会話のリストをつくろう。 おそらくずっと避けてきた会話ばかりになるだろう。今まで「話してはいけないこと」になっていた会話もあるかもしれない。 まだ立ち向かう気になれないかもしれないが、せめてどんなテーマがあるかはっきりさせておこう。
課題 自分自身と「掘り下げ作業」をする
- 一番差し迫った問題は何か?
- 問題をより明確にする
- 現在の影響を考える
- 将来の見通しを考える
- この問題に対する自分の責任を考える
- 理想的な結果を描き出す
- 実行に移すと決意する。自分自身と契約する。
あなたは自分の人生を生きている。 願わくば楽しいものにしたいが真剣勝負でもある。 そうでなければ何のために生きているのか? 真剣につきつめなければ、あなた自身は十分にあらわれてこない。 あなたの経験や感情は、自分がどれだけ本当の姿をさらしているかを反映している。どんなときでもどんな場でも。 職場の自分と家庭の自分をはっきり分けることはできない。 いつでもどこでも、自分は自分である。
自分自身を見つけないと、自分自身を相手に伝えることができません。 自分自身を伝えられないと、本当の意味でのコミュニケーションは取れない。そう考えます。