優先順位-プライオリティ- と捨てる勇気。
ドラッカーのマネジメント(課題・責任・実践)(上)を読んだ。
これは今、お借りしているのだが、自分で購入することにした。
エッセンシャル版は持っているがボリュームが全然違うし、悩んだときの羅針盤になりそうな本だと思った。
- 作者: P.F.ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: 単行本
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いくつか今の自分に大切なことを再確認できた。
優先順位何もかもできる組織はない。金があっても人がいない。優先順位が必要である。あらゆることを少しづつ手がけることは最悪である。いかなる成果も挙げられない。間違った優先順位でも、ないよりはましである。ただし、優先順位を付けることにはリスクが伴う。高い優先順位を付けられなかったものは、事実上廃棄されることになる。優先順位を付けるための公式はない。しかし、優先順位は付けなければならない。そのための装置が予算である。
ここから読み取れることは、優先順位が低いものはすべて捨てる勇気が必要だということ。捨てられないのであれば優先順位を付けている意味がない。
時間は限られている。だから優先順位が高いものから着手しなければならないのは当然だ。だが本当に大切なのは、優先順位が高以外のものを捨てる勇気である。優先順位が付けられていたとしても、様々なやるべきこと、テーマが視界に入ったら気になってしまう。一切気にならないようにすることが、焦点を当てるということなのだ。これはマネジメントの中でも非常に大切なことだ。メンバが、様々なものに手を出しすぎて、結局何もなし得ないことになる。
優先順位が高いもの以外は、捨てよう。