Amazonのビジネスモデル ~クラウドはAmazonが勝つ？~

Amazonのビジネスモデルは、創業者ジェフ・ペゾスがナプキンに書いた一枚の絵から始まります。

Amazonは、まず自身で選択肢を増やしました。
とにかくどんな本でも購入できるようにしました。
これにより顧客体験が向上しました。
顧客体験が向上すると、トラフィックが増えました。
（トラフィックとは顧客がサイトに出入りする機会が増えたということ）
トラフィックが増えると、そこで売りたい人(SELLERS)が増えました。
（本以外も売ろうということになりました。）
SELLERSが増えると、選択肢がさらに増えました。
このFlowは永続的に続き、成長を促します。
成長は低コスト体質へ、低コスト体質は顧客への利益還元（低価格）へと続きます。
それらがさらに顧客体験を向上させます。
これがAmazonの考え方です。
これはクラウドにものすごくフィットします。

Amazonは徹底的にスケール、スピード、イノベーションであると、AWS Summit 2015で言われていました。

なるほど。
会社の価値観とビジネスとテクノロジーがマッチした、数少ない好例だと思います。
クラウドは、AWSが勝ちそうですね。

ジェフ・ベゾス 果てなき野望