ロジカルに話す!聞く! -PREP法-
私が小学生のころは、週一回月曜日の朝、全校朝礼なるものがありました。(今もあるのかな?) 校庭に出て、校長先生の話を聞くのですが、 話がやたら長いのだけは覚えています。内容は全く覚えていません。 「えー、、、だからして、、、、そのー、、、あー、、、いわゆる、、、いわゆる、、、要するに、、、だからして、、、いわゆる、、、いわゆる、、、そのー、、、あのー、、、いわゆる、、、」
「いわゆる」を何回言ったか数えるゲームを心の中でしていたのを覚えています。
これは、話が長く、明瞭でないせいです。決めつけてしまいましょう(笑 そんな校長先生たちに朗報です。 PREP(プレップ)法を使って、手短に話しましょう。
PREP法
PREP法を使って、以下の要点で考えを整理し、話します。 P:Point(ポイント、要点)....最初に述べる R:Reason(理由).... 次に理由を述べる E:Example(事例).... 次に事例、具体例を述べる P:Point(ポイント、まとめ)....最後にポイントを繰り返す 要点 なぜなら・・・で理由を 例えば・・・で事例を まとめ 以下のブロックだと頭に記憶しやすいかと思います。(色に意味はありません。覚えやすいようにつけました) ファシリテータの方は、会議の前に PREPについて説明をして、なるべくPERPで話しましょうと注意を促します。 そうすることにより聞く側も、「Rは何ですか?Eはないのですか?」と話し手側とコミュニケーションしやすくなります。 PREP法は、論点を整理したいときにも使えるツールです。 必ずPREP法で考えろ、話せ、という訳ではありませんので、ご注意ください。あくまでツールの一つです。 結論を先に言ってしまいますので、ドラマティックな展開が欲しい場合は使わないですね。 PREP(プレップ)法、 オススメです!
ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49
- 作者: 森時彦/ファシリテーターの道具研究会
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/03/14
- メディア: 単行本
- 購入: 47人 クリック: 385回
- この商品を含むブログ (41件) を見る