Training for D-Day

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ロジカルに話す!聞く! -PREP法-

私が小学生のころは、週一回月曜日の朝、全校朝礼なるものがありました。(今もあるのかな?)
校庭に出て、校長先生の話を聞くのですが、
話がやたら長いのだけは覚えています。内容は全く覚えていません。

「えー、、、だからして、、、、そのー、、、あー、、、いわゆる、、、いわゆる、、、要するに、、、だからして、、、いわゆる、、、いわゆる、、、そのー、、、あのー、、、いわゆる、、、」

「いわゆる」を何回言ったか数えるゲームを心の中でしていたのを覚えています。


これは、話が長く、明瞭でないせいです。決めつけてしまいましょう(笑

そんな校長先生たちに朗報です。
PREP(プレップ)法を使って、手短に話しましょう。

PREP法

PREP法を使って、以下の要点で考えを整理し、話します。
P:Point(ポイント、要点)....最初に述べる
R:Reason(理由).... 次に理由を述べる
E:Example(事例).... 次に事例、具体例を述べる
P:Point(ポイント、まとめ)....最後にポイントを繰り返す



要点
なぜなら・・・で理由を
例えば・・・で事例を
まとめ

以下のブロックだと頭に記憶しやすいかと思います。(色に意味はありません。覚えやすいようにつけました)


f:id:kshimizu1226:20150603045246p:plain



ファシリテータの方は、会議の前に
PREPについて説明をして、なるべくPERPで話しましょうと注意を促します。
そうすることにより聞く側も、「Rは何ですか?Eはないのですか?」と話し手側とコミュニケーションしやすくなります。

PREP法は、論点を整理したいときにも使えるツールです。
必ずPREP法で考えろ、話せ、という訳ではありませんので、ご注意ください。あくまでツールの一つです。
結論を先に言ってしまいますので、ドラマティックな展開が欲しい場合は使わないですね。

PREP(プレップ)法、
オススメです!

ファシリテーターの道具箱―組織の問題解決に使えるパワーツール49

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