会議の集中力を高めよう(一言チェックイン・チェックアウト)
会議がダラダラとはじまりダラダラと終わる。 結局何のために集まったのか、俺の貴重な時間を返してくれ~ そんな経験ありませんか? ここではちょっとしたことでピシっと会議の質を高められるテクニックをご紹介します。
一言チェックイン・チェックアウト
会議が始まる際に、ファシリテータが 「この会議で何を達成したいか、会議終了後どうなっていたいのか」のイメージを参加者一人一人に10秒~30秒で回答して頂きます。 会議の終わり5分ほど前に 「いまどんな気分か、何か得たものがあるが」を参加者一人一人に10秒~60秒でコメントして頂きます。 これによって以下の様な効果があります。
- 会議の目的、達成したいことが明確になり、会議の質を高めることができます。
- 会議の参加者に対して、仲間意識を醸成することもできます。
- 会議前に考えて話すことによって脳を活性化させます。
- ファシリテータとしては、手法が簡単なので進行の仕方を覚えやすいです(会議の前と後ろでみんなに喋ってもらうというだけ。)。進行がスムーズに行きやすくなります。
初対面同士の会議だと、アイスブレイクの役割も果たせます。ただ、逆に何も言葉がでないこともあるので、ファシリテータが意見を促すことも重要です。 ファシリテータの腕の見せどころです。 -応用編- 毎回「会議で何を達成したいのか」だと堅苦しい雰囲気を生む可能性があります。全く別の質問をしてみるといいかも知れません。 「いまの気分を例えると、何色ですか?」 など、突飛な質問をして場を和ませるのもアリですね。
このテクニックは、ファシリテーターの道具箱に載っていました。
最近、会議がダラダラとしてきたな、と感じたら「一言チェックイン・チェックアウト」。 オススメです。