Training for D-Day

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スクラムと経済学・社会学・心理学

あるCSTの方と話をしていて、スクラムは組織論と心理学に基づくと言われました。 もっとスクラムマスター極めたいと思ったら組織論と心理学を学べと言われ、ちょっと調べていたのですが、そもそも組織論ってどのような学問なのか調べていたら、社会学と心理学だという。 組織行動のマネジメントに載ってた。

また違うCSTの方と話をしたら、おそらくJeffとKen(スクラム創始者)は、偶然スクラムのやり方を発見し後から理論を紐付けているのだろう、と。

でもそんな文献どこにもないから、自分で考えようと思った矢先、めっちゃいい本出た。

世界標準の経営理論

世界標準の経営理論

あやうく通信制の大学入り直すところだったよ。危ない危ない。

これで、スクラムと理論を結び付けられるかも。 スクラムすべて、つまりプロダクトオーナー、スクラムマスター、開発チームにも関連すると思ったら印をつけている。
ということで、概要レベルでの紐付けは以下。今後深堀りしていこう。2020年のテーマができた(笑 

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○=直接的に関係がありそう
△=間接的に関係がありそう

こうみてみると、意外にも社会学の繋がりは弱い。LeSSで考えるとまた違うのかも。
リアルオプションは不確実性という文脈で、どちらかというとアジャイルに馴染む。

SCP理論

SCP理論をベースにした戦略フレームワーク

リソース・ベースト・ビュー(RBV)

SCP対RBV、および競争の型

情報の経済学(information economic)

情報の経済学(エージェンシー理論)(agency theory)

取引費用理論(TCE)

ゲーム理論(Game theory)

リアル・オプション理論

カーネギー学派の企業行動理論(BTF)

知の探索・知の深化の理論(exploration and exploitation)

組織の記憶の理論(SMM&TMS)

組織の知識創造理論(SECIモデル)

認知心理学ベースの進化理論(evolutionary theory)

ダイナミック・ケイパビリティ理論(dynamic capabilities)

リーダーシップの理論(leadership theories)

モチベーションの理論(motivation theories)

認知バイアスの理論(cognitive bias)

意思決定の理論(decision making)

感情の理論(emotion theories)

センスメイキング理論(sensemaking)

エンベデッドネス理論(embeddedness)

『弱いつながりの強さ』理論(weak ties)

ストラクチャル・ホール理論(structural holes)

ソーシャル・キャピタル理論(social capital)

社会学ベースの制度理論(institutional theory)

資源依存理論(resource dependence theory)

組織エコロジー理論(organizational ecology)

エコロジーベースの進化理論(evolutionary theory)

レッドクイーン理論(red queen theory)