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ティール組織の立ち上げに最低限必要なことはなにか?

ティール組織を立ち上げるために最低限必要な、検討すべき事項はなにか?をまとめてみました。

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

前提と価値観を繋ぐもの、として、まずは前提を検討する必要があると述べられています。
X理論Y理論の、Y理論を信じる、ということを社員全員で議論する必要があります。
そして、会社としての前提を導き出します。
その後、自主経営(セルフマネジメント) 、全体性(ホールネス) 、存在目的 について検討します。


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ティール組織の立ち上げ 
   前提 
      X理論Y理論のY理論を信じるという前提 
      他社事例 
         RHD 
            ①人は皆、平等に尊い存在である 
            ②人は明確 にそうでないと証明されない限り、本質的に善良だ 
            ③組織の問題にうまく対処する単一の方法はない 
         モーニングスター 
            社員は権力または強制力を使わずに一緒に働くべきだ 
            社員は約束を守らなければならない 
         FAVI 
            人はそもそも善良(信頼でき、意欲的で、頼りになり、知的)な存在だ 
            幸福感なくして成果はありえない 
            価値は現場でつくりだされている 
      このような前提を社員全員(CEO含む)で議論し、考えよう。 
   最低限検討すべきこと 
      自主経営(セルフマネジメント) 
         助言プロセス 
         紛争解決メカニズム 
         同僚間の話し合いに基づく評価と給与決定プロセス 
      全体性(ホールネス) 
         安全な空間をつくるための基本ルール 
         オフィスまたは工場 
         オンボーディング・プロセス 
         ミーティングで実践すべき慣行 
      存在目的 
         採用 
         「だれも座らない椅子」ミーティング 




紛争解決メカニズムが一番重要なのではないかと思います。
人間同士の集まりなので、必ず紛争は起きるものです。これをなぁなぁにしておくと歪が生まれると考えます。
歪はいつしか大きな溝、壁になって組織を分断するのではないかと思います。

以前にも書きましたが、そこで必要なのはメンタリングやコーチングかと思います。

kshimizu.hatenadiary.jp

本から読んだ内容をそのまま書き起こしているだけですが、少しづつ、ティール組織の全貌がわかってきました。
そしてこれが進むべき道だと確信しています。