Training for D-Day

ブログの内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

優れたプロジェクトマネージャーの7つの条件

最近は、製品価値、利益、商流など、プロダクトオーナーの学習を継続しています。 その中で、 Inspired:顧客の心を捉える製品の創り方

Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方

Inspired: 顧客の心を捉える製品の創り方

に辿り着き、読み進めています。

この中で、優れたプロジェクトマネージャーの7つの条件があって、 これはスクラムマスターにも当てはまるなと思いました。

優れたプロジェクトマネージャーの7つの条件

緊迫感

優れたプロジェクトマネージャーが入ってくるだけで、中にはたちまち緊迫感が流れる。ミーティング前のおしゃべりはたぶん60秒くらい。

立案者たること

会議の目的や課題は何かを明確にする。

問題を明確かつ簡潔に特定して整理する。

建設的な会議を運営する方法を心得ている。

明晰な思考力

個々の問題を解きほぐして感情やしがらみから切り離す。

根底ある問題を明らかにし、みんなが問題の解決に集中できるようにする必要がある。

データ指向

データを求めデータの背後にある事実に裏付けられた意思決定をする。

決断力

どの組織モデルを使うにしろ、実際のところ、製品開発チームのメンバーたちは、プロジェクトマネージャーの直属の部下ではない。

それでも、プロジェクトマネージャーはどんどん意思決定をし、それを実行しなければならない。

緊迫感を伝え、問題を明確にし、合理的で透明性のある理由付けをして、データに基づいた意思決定をしなければらない。

プロジェクトマネージャーは、チーム内からのデータや意見をいつ集めれば良いか、いつ問題を経営陣に報告すればよいかを知っておく必要がある。

判断力

いつ、メンバーのお尻をたたくのか。 いつ経営陣に報告するか。 いつ追加情報を集めるか。 いつプライベートなおしゃべりをすればいいか。 これらは経験がモノを言う。

姿勢

優秀なプロジェクトマネージャーは、問題を解決するのが上手な人である。

言い訳をしない、やり遂げる、粘り強く、立ち止まらない。

これらに当てはまれば優秀なプロジェクトマネージャーだと、著者のマーティ ケイガンは述べています。 その代表として、当時eBayのリーン・リーディー(Lynn Reedy)を挙げています。

ecorner.stanford.edu