いまだ人間を幸福にしない日本というシステム
いまだ人間を幸福にしない日本というシステム を読んだ。
「人間を幸福にしない日本というシステム」 タイトルにインパクトがあります。でも私たちは心の底で実はそれを理解してもいる。何かが根本的にイケナイんだろう。 だから夢も希望もありゃしないのさ、無気力・無関心・無感動と、やや古いがそんな言葉が流行ったときもあった。 内容が難しいのと、速く核心を知りたいので、さっと流し読みしてしまいました。 結局何が原因かというと、「官僚」。 実際、私は官僚に知り合いがいないし、どういう仕事をしているかもほとんどイメージ出来ないから、全くもって腑に落ちないが、官僚がイケナイらしい。 官僚が日本を牛耳っているらしい。 ほとんどの政治家は、官僚に操られているにすぎないと。 ただ、日本を根本的に変えるには、官僚を変革する必要があるらしい。 官僚を変革するには、官僚内のボトムアップは無理で、やはり政治家の力が必要らしい。 小沢一郎はその力をもつ政治家であったが、結局干された(…のかよくわからないが、うまくいかなかった) 結論としては、官僚を変革するために、官僚に依存しない力のある政治家を国民が選ぶ必要がある、 そのために、もっと政治に関心を持とう、ということでした。 そうか、官僚か。そうなのかな。 確かに官僚には、選挙で選ばれなくてもなれる。有名大学を優秀な成績で卒業すれば、なれる確率が高い。 実務家じゃない人が多いのかな。 割りと淡々と仕事をするのかな。 確かに何をやっているのかはわからない。正確にいうと、わかろうともしていなかった自分。
とか読むと、やはり出る杭は打たれるような感じ。 ただ、多分個々人は一生懸命やってるんだと思う。 だから、おそらく、 「官僚」がイケナイんじゃなくて、「官僚というシステム」がイケナイんじゃないだろうか。 それをぶち壊せる政治家が必要なんじゃないだろうか。 …と悶々としています。