Training for D-Day

ブログの内容は個人の見解であり、所属する企業を代表するものではありません。

ティール組織におけるスクラムマスターに必要な資質

ティール組織におけるスクラムマスターに必要な資質は何か?

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

ティール組織――マネジメントの常識を覆す次世代型組織の出現

スクラムにおけるスクラムマスターは以下のことを備える必要があります。

  • Teaching
  • Coaching
  • Mentaling
  • Situational -ing
  • Facilitating
  • 謙虚さ


これがティール組織になるとどうなるでしょうか。
Facilitating、Situational -ing、Facilitatingの重要性は低くなると考えます。。
チームがセルフマネジメントするのではれば、Facilitatorはチーム内で出るべきだからです。
セルフマネジメントの組織でスクラムマスターが教えることはなさそうです。あっても新人研修や、組織へのイントロダクション、ティールとは何か、ぐらいだと思います。よってTeachingも不要かと。
Situational -ingはどうでしょう。これもセルフマネジメントの組織だと不要かも知れませn。現場の状況に合わせて柔軟にプロセス、人を変えていくのはもはやチームの仕事です。

大切になるのはCoaching、Mentaling、そして謙虚さかと思います。。

ビュートゾルフにおける地域コーチは以下の役割を持つそうです。

www.buurtzorgnederland.com

  • チームが悪戦苦闘するのは何の問題もない。苦しみから学べることがあるからだ。難しい局面を乗り越えたチームはレジリエンスと強い連帯感を育むことができる。したがって、コーチの役割は予想できる問題を防ぐのではなく、問題解決をしようとするチームを支援する(そしてそのプロセスを通じて自分たちがどのように成長したかを内省する手伝いをする)こと。

  • コーチの役割は、仮に自分のほうが優れた解決方法を知っているとしても、チームに自分たちで選択させることである。

  • コーチは、考えるヒントになるさまざまな問いをチームにぶつけたり、自分の目に映ったチームの様子をそのまま見せたりすることでチームを支える。チームが問題を正しく捉え、解決策にたどり着けるように支援する。

  • 出発点はいつでも、チーム内の情熱と強みと能力を引き出すことだ。チームには、目の前の問題を解決するのに必要なあらゆる能力が備わっている。コーチはそのような信頼感を作り上げる。

  • コーチは現場の責任は全くもたない。

  • コーチ1人辺り、40ー50のチームの面倒をみる。

  • コーチが面倒を見るのは、各チームにとって最も重要な課題だけ。

まさにCoachingかと思います。

そして、セルフマネジメントと言えでも、人間同士である以上、人間関係でうまくいかないことが絶対にあるはずです。
コーチによるMentalingはそのときに必要だと思います。
そして、謙虚にならないと人はこころを開いてくれないと思います。

ティール組織で、スクラムマスターに資質を追加するとなると、以下かなと思います。

  • 共感力(Empathy)
  • 着想力

なんでかというと…時間切れ。今度考える。直感的には共感力と着想。
あとなんだろう。あとひとつ何かありそうな気がする。

スクラムマスター、大変だけど、すごいやり甲斐がありますね。
"人"が好きじゃないと駄目ね。
好き、というか興味を持てるというか。

自分自身の態度は、自分が選べる

人生は、選択の連続です。
自分たちは絶えず選択をしています。
自分自身が、そのいつも通りの単なる1日をどう振る舞うか、どのような態度を取るのかも、自分で選べます。


選べるはずです。


この物語は、それまで「ごみ溜め」と呼ばれていた、ある職場を、
劇的に、楽しく、喜ばしく、素敵な職場に変えていったサクセスストーリーです。


イキのいいオフィスへの4つのコツ。

1. 態度を選ぶ
つねにポジティブな姿勢で出社するように心がけること。
仕事そのものは選べなくても、態度は選べる。

2.遊ぶ
オフィスが活気にあふれるような遊び方を取り入れることが大事。

3.人を喜ばせる
顧客や同僚に対してエネルギッシュな楽しい雰囲気で接しよう。

4.注意を向ける
人があなたを必要としている瞬間を逃さぬよう、いつも気をくばろう。

フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方

フィッシュ!―鮮度100%ぴちぴちオフィスのつくり方



過去は歴史
未来は謎
現在は贈り物
だからプレゼント(現在)(Present)と呼ばれる


present(現在)と present(贈り物)はなぜ同じ綴りなのか?

知識を求めると、次第に何かが増えていく。道を求めると、次第に何かを捨てていくことにつながる。

知識を求めると、次第に何かが増えていく。道を求めると、次第に何かを捨てていくことにつながる。
老子

今私は37歳だが、まだまだ知識を求めている。確かに何かが増えている。
身動きが取りづらい。
道を求めるのはいくつからだろうか。

激烈な会話 第一の原則「現実を見つめ直す勇気をもつ」

激烈な会話には7つの原則がある。

激烈な会話―逃げずに話せば事態はよくなる!

激烈な会話―逃げずに話せば事態はよくなる!


  1. 現実を見つめ直す勇気をもつ
  2. 自分から逃げずに本当の姿をさらし、真実を語り合う
  3. 「今ここ」にいることを意識する
  4. 今、もっとも困難な問題に挑む
  5. 直感にしたがう
  6. 相手に残す「感情の波紋」に責任を持つ
  7. 沈黙を有効に使う

    現実を見つめ直す勇気をもつ

    激烈な会話で重要なのは、自分自身を知り、解放することだ。そのためには、いくつかの重要な質問に答える必要がある。
    以下の問いに、自分自身で答えよう。
    Q.なにをするのが好きか?

    Q.なにが自分の天職だろう?

    Q.この職場で自分が得ていることと失っていることでは、どちらが大きいだろうか?

    Q.私はどこへ行くのか?

    Q.なぜそこへ行くのか?

    Q.誰が一緒に行くのか?

    Q.どうやってそこへ行くのか?

    Q.自分の可能性をすべて実現しているか?

    Q.自分の能力を拡げているか?

    Q.今の自分の仕事に価値や満足を感じているか?

    Q.しなければならないこと、やりたいことでまだやっていないことは?




    自分への問いかけをさまたげるもっとも大きな障害は、旅立ちへの恐れである。
    自分が誰なのか、自分がいかに移ろいやすいかを知ることへの恐れである。だが人はこの問いに惹きつけられる。
    深い前向きな変化が起こったり、それまでになかった可能性への扉が開かれるといった、喜ばしい結果が導かれるからだ。

大切なのはスキルではなく、態度である。

激烈な会話を読み進めています。

激烈な会話―逃げずに話せば事態はよくなる!

激烈な会話―逃げずに話せば事態はよくなる!

素晴らしい理念というものは、社員と経営者、顧客との間で交わされる激烈な会話から生まれる。
この理念は、次の4つの問いに答えるものである。

1.なぜわれわれはここにいるのか?

この問いは、アジャイル開発における、チームビルディングの一貫である、インセプションデッキにも登場する。

github.com

この問いへの答えは、会社が製造している製品や提供しているサービスを明確にする以上のものでなければならない。

2. 理想的な人間関係とは?

組織の人たちがどんなかたちでかかわり合うのがベストなのか?
信頼と尊敬、といった抽象的な言葉ではなく、たとえば
「計画と実際の行動を一致させたい。恐れずに反対意見を唱える。ひとりひとりが最終的な製品とつながりを持つ。失敗する自由をもつ。試さないことだけがとがめとなる」といったような。

3. 顧客とどんな関係にあるのが理想的か?

われわれは顧客のパートナーとして行動する。一緒にビジネスをするにはどうしたらいいかを顧客から教えてもらうように努力する。
顧客はわれわれに理解されたと感じている。われわれの行動が顧客に与える影響を理解する。

4.世界的なコミュニティにどう貢献をしたいか?

顧客のみならず、もっと大きなコミュニティにどんな影響を与えたいか。

まっとうな理念を描いても、それを実践するのは、社員であり、人である。

核心をつく「問い」


サウスウェスト航空の社員は、マニュアルなしでは動けないと悪口をいわれることがほとんどない。

破天荒!

破天荒!

どうしたら一介の航空会社がこれほど素晴らしい態度を社員から引き出せるのだろう。
社員になにが期待されているかを明確に伝えているからだ。

ポルシェの元社長であったピーター・シュッツ Peter Schutz - Wikipedia


「いい態度を雇え、スキルは訓練できる」
と言った。

ここでの適切な問いは、
「我が社を成功に導くのはどんな態度か?」
「今いる社員はどの程度その態度を示しているか?」
だ。

この時代、重要なのは
学習するスキル、向上心だ。飽くなき探究である。
そして、技術面だけでなく、マインドでもそれが重要である。
且つ、それをチームや組織に伝搬させられることである。

これは人格者なんだろうか。いやそうではない。
いたって普通のことだ。成長したいと望むのは、人間の性である。
その部分を飼いならされていないことが重要になる。
そしていくつになっても自らで自らの限界をきめないことが重要になる。

この問いをさらっと言えるぐらいになりたいぁ。

課題:会話の中で「でも」を使わない

激烈な会話の中で面白いエクササイズがある。

激烈な会話―逃げずに話せば事態はよくなる!

激烈な会話―逃げずに話せば事態はよくなる!

これから24時間、会話の中で「でも」を使わない

「でも」と使いたくなったら「同時に」に置き換えてみる。
この課題ができるようになれば、仕事も家庭もうまくいく。まわりの人があなたに心を開くようになるはずだ。

あなたが見ている現実も、他人が見ている現実と同じくらい重要だ。絶対的な現実というのはあり得ない。人の現実認識も絶対ではない。
同じテーマのあらゆる側面を慎重に考慮したときに全体像がはっきりと見えてくるものだ。

僕達の関係は今こうなっているように、僕には思える。
君の本当の考えを教えてくれないかな。とくに僕が思っているのとはちがうことがあれば言って欲しい。
僕達の関係がうまくいくかどうか、正直でいられるかどうか、今の気持ちを相手に伝えられるかどうかにかかっていると思う。

相手を責めずに現実を述べる練習をしながら、このエクササイズを頭の片隅におき、会話の調子がどう変化していくか気をつけてみよう。

会話をしていると、
「でも」「だけど」「しかし」を連発する人、いますよね。
自分で知らず知らず、自分の価値を下げてしまっているようですね。
自分の見ている真実は、相手にとっての真実ではない。
逆もまた同じ。
事実も、実は、見る人によって異なる。
その現場にいたからといって全てを把握できるわけではない。

謙虚に、正直に、真摯に、問いかけ、声に耳を傾けよう。
リスペクトという単語がある。"respect"。
私はサーフィンを通じてこの言葉と出会った。
よくハワイでは使われている。
海を、波を、自然をリスペクトしよう。
これは尊敬するという意味も含まれるが、本来の意味は、
相手に敬意を持って接するという意味だ。
自然をリスペクトする。
相手をリスペクトする。

全てをリスペクトし(自分自身の内なる声も含めて)、耳を傾けよう。

ザッポス伝説

会社に強い結びつきを感じる社員は、より生産性が高いという傾向がある。
社員の会社との結びつきを示す代表的指標は、その社員が社内にどれだけ友人がいるか、社内に親友と呼べる人がいるかどうか。

ザッポス伝説の日本語版への序文に書かれています。

顧客が熱狂するネット靴店 ザッポス伝説―アマゾンを震撼させたサービスはいかに生まれたか

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生産性30%アップと謳うなら、社内に30%友達アップを謳ったほうがいい。